2018-07-22
専任技術者の10年実務経験

あおぞら行政書士事務所の小坂です。
建設業許可を取得する際の高いハードルとなるのは
経営業務の管理責任者と専任技術者です。
前者は法人でしたら社長や社長以外の役員、
個人事業でしたら事業主です。
社長や役員、事業主ならば
経営業務の管理責任者になれるというわけではありません。
経営者としての経験が5年間もしくは6年間必要になります。
専任技術者は社長や役員、事業主はもちろん
従業員の方でもなれますが、
取得する許可業種の資格や10年間の実務経験が必要です。
5、6年間の経験を書類で証明するのは大して難しくないですが、
専任技術者としての国家資格が無くて
10年間の実務経験で申請をする場合は、
その10年間の実務経験を書類で証明しなければならないので大変です。
契約書や注文書、請求書の法定保管期間は7年なので
保管していないケースが普通だからです。
国家資格を取得すれば10年間の経験要件は不要なので
グッと許可が取りやすくなります。
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